色とりどりの幸せのハーモニー♪
「青い鳥」はチルチルとミチルが幸せの青い鳥を探して旅に出る物語。思い出の国、幸せの国、未来の国・・・。大人にも子どもにも心に沁みるファンタジーを通して、人間にとっての本当の幸せとは何か?を問うメーテルリンクの不朽の名作です。合唱物語「わたしの青い鳥」は、この物語にオリジナルの詞と曲をつけ、5月からワークショップを重ねた市民の皆さんの合唱で綴ります。今この時代にこそ響かせたい色とりどりの温かなハーモニー。
さぁ、あなたも“幸せの青い鳥”を探しに、一緒に旅に出かけてみませんか?
原作
メーテルリンク「青い鳥」
作曲
長生淳
作詞・ナレーション
能祖將夫
出演
合唱/ワークショップを受けた市民の皆さん
指揮/樋本英一 ソプラノソロ/伊藤晴 ピアノ/白石光隆 作詞・ナレーション/能祖將夫
プロフィール
指揮/樋本英⼀(ひもと ひでかず)
東京芸術⼤学声楽科及び指揮科卒業。“歌のわかる指揮者”としてオペラ、合唱の指揮で活躍。⾃ら主宰するHi's Opera Companyで2014年、オペラ「みすゞ」を世界初演、指揮。合唱では90年より 07年まで東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンス を務める。アマチュア合唱団の指揮も多い。東京芸術⼤学、桐朋学園芸術短期⼤学、⼆期会オペラ研修所、⽇本オペラ振興会オペラ歌⼿育成部各講師。
ソプラノソロ/伊藤晴(いとう はれ)
三重⼤学卒業。武蔵野⾳楽⼤学⼤学院修了。ミラノ、パリで研鑽を積み、各地でコンサートに出演。第9回藤沢オペラコンクール第2位。藤原歌劇団には『ラ・ボエーム』のムゼッタでデビュー、『カルメン』ミカエラで好評を博し、2019年には『ラ・トラヴィアータ』ヴィオレッタ、6⽉『愛の妙薬』アディーナで出演予定。
⽇本オペラ協会には2018年『⼣鶴』つう役で出演する他、『みすゞ』『魔笛』等幅広い役で活躍中。セイジ・オザワ松本フェスティバル「第九」ソロ、NHKニューイヤーオペラコンサート等、全国各地で活動の幅を広げる。藤原歌劇団団員。
ピアノ/⽩⽯光隆(しらいし みつたか)
東京藝術⼤学及び同⼤学院を修了後、ジュリアード⾳楽院留学。90年ジーナ・バッカウアー国際奨学⾦コンクール⼊賞。91年学内におけるコンチェルト・コンペティションで優勝し、リンカーンセンターでジュリアード・オーケストラと協演。94年⽇本⾳楽コンクール声楽部⾨⽊下賞(共演)受賞。ソロ、室内楽、協奏曲等、⾳楽性の⾼さには定評があり、内外の共演者の信頼も厚い。NHK-BS、NHK-FM等多数出演。CD『組曲「展覧会の絵」』他。東京藝術大学お茶の⽔⼥⼦⼤学⾮常勤講師。
作曲/⻑⽣淳(ながお じゅん)
東京芸術⼤学⼤学院修⼠課程修了。作曲を永冨正之・野⽥暉⾏両⽒に師事。 NHK⼤河ドラマ「琉球の⾵」の⾳楽でデビュー。その後「阿部⼀族」「真昼の⽉」「デュアル・ライフ」などのドラマ及びCMの⾳楽の他、アーティスト・アルバムにも数多く参加。おもな作品に《夏―朱い忘却》《春―⻘い泡影》《秋―⽩い恒久》《Prime-Climb-Drive》《翠⾵の光》《楓葉の舞》《By Gathering Together》《⼆⼈静》《サクソフォン四重奏曲》《Paganini Lost》《天頂の恋》など。2000年度武満徹作曲賞、(財)⽇本交響楽振興財団第24回作曲賞、第16回⽇本管打・吹奏楽アカデミー賞(作編曲部⾨)受賞。
作詞・ナレーション/能祖將夫(のうそ まさお)
慶應義塾大学文学部卒業。2001年から当劇場のプロデューサーとして、「わたしの青い鳥」をはじめ、地域に立脚した作品作りに取り組んでいる。また、日本各地で市民参加企画を手掛けている。詩集に『曇りの日』、『魂踏み』、『あめだま』、『かなしみという名の爆弾を』(以上、書肆山田)、今年2月に最新刊『方丈の猫』(七月堂)を上梓した。桜美林大学教授。
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (10:00~18:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市・北九州市教育委員会
企画・製作/北九州芸術劇場