空中を走る劇場で、日常をドラマチックに。
モノレール車内を劇場に、小倉の上空を走りながらお芝居を上演する第5弾、新作公演の出演者を募集します!
作・演出は北九州を拠点に全国で活躍するブルーエゴナクの穴迫信一。
いつもの景色を、一緒にドラマチックに変えてみませんか?
オーディション日程
2018年9月29日(土)一次審査・30日(日)二次審査
稽古・公演日程(予定)
<稽古>
2019年2月4日(月)~3月7日(木)
原則、平日18:00~21:30 土日祝13:00~21:30
<車両稽古>
2019年2月4日(月)~3月7日(木)の内、数日程度
10:00~13:00
<公演>
〔運行リハ〕3月1日(金)
〔ゲネ〕3月8日(金)
〔本番〕3月9日(土)・10日(日)
全て10:00~22:00
作・演出
穴迫信一
1990 年生。2012 年に福岡県北九州市でブルーエゴナクを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を務める。元ラッパーという経歴を活かし、ビート感と刹那的な叙情リリックをはじめ、音楽の感度を生かした手法と、目に見えない『生々しい感覚』を体内からつかみだすような作風を特徴としている。2012年頃より、北九州芸術劇場の多くの企画に地元のアーティストとして連年参加。小学生や高校生、70 歳以上の高齢者とともに作品を創作。また北九州以外にも、高松市アーティスト・イン・レジデンス2016や、京都・アトリエ劇研創造サポートカンパニーに選出されるなど、活動地域も広がりを見せている。今年、ロームシアター京都×京都芸術センターU35 創造支援プログラム”KIPPU”に選出され、12 月にロームシアターで新作を上演。
コメント
モノレール公演の新作をつくります。今年は僕一人で、作品の舵をとっていくことになりました。この機会に沢山の仲間に集まってもらいたいと思っています。なぜならモノレールは、乗り物としては快適でも、ひとたびそこで演劇を上演しようとすると揺れと走行音が物語を阻み、さらにダイヤ(時刻表)を守りながら走るという特性上、一秒単位のズレさえ許されないという、過酷な“劇場”だからです。身体は常に乱され、言葉も簡単には届かない。それでもモノレールは劇場として不思議な魅力を持っています。移動し、停止し、また走り出す。しかも空中を。それだけでドラマを沢山秘めています。そして、そんな劇場はほかにありません。北九州の街並をロケーションに走り抜ける、唯一無二のこの街だけの演劇です。過酷な劇場を乗りこなすために、勇敢な乗組員〈出演者〉を募集します。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
協力/北九州高速鉄道株式会社
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
製作/北九州芸術劇場・ブルーエゴナク
企画/北九州芸術劇場