まちを歩いてインスピレーションの種を見つけよう
「書を捨てよ町へ出よう」。寺山修司によると、町は、一冊の巨大な書物。
まちの風景、素材、そこに住む人たち、見えるもの、見えないもの、聞こえるもの、聞こえないもの・・・
まちを探索し、日常に潜む好奇心を刺激する種に出会い、魅力的な講師陣とともに想像力を深めてみませんか?
今回は『門司港』を舞台に、美術/舞台美術家のカミイケタクヤさんと、北九州・行橋を活動拠点とする劇作家・演出家の守田慎之介さんとともにまちを探索し、まちから得るインスピレーションを活かした創作ワークショップを行います。
目線をかえれば創作の場は無限に広がっているかもしれません。
まちとつくる、新しい創造の可能性を拡げるクラスです。
10/8実施 オープンレクチャーvol.1『日本の現代演劇噺史 ~演出家を中心に』はこちら
12/20・21実施 地域文化コーディネートクラス「アートでつながる、ひと・もの・まち~芸術文化がつくる、新たな”つながり”を探そう~」はこちら
劇場塾とは
これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いたレクチャーやワークショップなどを開催します。
講師
カミイケタクヤ(美術/舞台美術家)
【プロフィール】
「移動」の時間や景色や言葉などの中より遭遇、経過、喪失などを模索。主には美術(インスタレーション、平面作品など)と舞台美術(演劇、ダンス、サーカスなど)を制作。近年では木ノ下歌舞伎、東京デスロック、サンプル、Nibroll、山下残などの新進気鋭のカンパニー作品の舞台美術を数多く手掛け、注目を集めている。その他にWS、ライブパフォーマンス、ダンス作品の演出、小屋製作など幅広く活動をしている。
守田慎之介(劇作家・演出家・「演劇関係いすと校舎」代表・北九州芸術劇場ローカルディレクター)
【プロフィール】
1982年生まれ。福岡県行橋市出身。「演劇関係いすと校舎」の上演作品のほぼ全ての作・演出を務める。2017年に「ハレハレ。」にて九州戯曲賞を受賞する。2018年4月より北九州芸術劇場ローカルディレクターに就任するなど活躍の幅を広げている。
スケジュール
10月13日(土)13:30~19:00
■13:30~14:50
「オリエンテーション」
■15:00~18:30
「まちふらり ~門司港を歩こう~」
■18:30~19:00
「考えをまとめる時間」
10月14日(日)10:30~17:00
■10:30~12:30
「考える・かたちにしてみる時間」
■13:30~15:50
「プレゼンテーション」
■16:00~17:00
「アフターセッション」
★全プログラムともに、講師はカミイケ・守田両氏が務めます。
※都合により、スケジュールの一部が変更になる場合があります。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
協力/門司港美術工芸研究所、門司港レトロ倶楽部
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会