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地域文化コーディネートクラス「郷土芸能・祭りとつくる未来」
地域の文化を担う人材を育成するためクラスです。双方向のゼミ形式で行い、ワークショップ体験なども行います。
いま、「郷土芸能・祭り」が地域独自の文化として、また地域コミュニティを構築する場として注目されています。一方で次世代への継承や、参加機会の減少など課題もあります。今回は、伝統を守りつつ新しい出会い作りの試みに挑戦する小岩秀太郎氏を講師にお招きし、「郷土芸能・祭り」の力に触れ、その力を活かした地域の未来づくりを共に考えます。
11/28・29実施 劇場基礎クラス「想いをカタチに!”つくる”にチャレンジ」はこちら
12/23実施 オープンレクチャーVol.1『古典芸能入門~現代から紐解く古典の魅力』はこちら
12/26実施 オープンレクチャーVol.2『老いと演劇- OiBokkeShiの試み-』はこちら
劇場塾とは
これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いたレクチャーやワークショップなどを開催します。
講師
小岩秀太郎(公社)全日本郷土芸能協会事務局次長/東京鹿踊代表
1977年岩手県生まれ。小学校から郷土芸能「鹿(シシ)踊」を始める。東京の大学で外国語文化を学び、台湾での留学を経て、自らとそれを形作る文化について考えるようになる。帰国後、郷土芸能のネットワーク組織(公社)全日本郷土芸能協会(東京)に入職、芸能の魅力発信や震災復興支援、コーディネートに携わる。また、故郷の出身者や有志とともに「東京鹿踊」を組織し、風土とそのくらしの中で受け継がれてきた地域文化(芸能、祭り、技、食など)の継承と発展、関わり方の入口をデザインする企画提案を行っている。縦糸横糸合同会社代表(宮城県仙台市)、行山流舞川鹿子躍伝承者(岩手県一関市)。
講師からのメッセージ
古くさい、変わらないもの、つまらない。「郷土芸能」は今、先入観に絡めとられて消えゆこうとしています。一方で、東日本大震災後、なぜか被災地域の芸能やお祭りが次々と復活しました。時を同じくして、若者、アーティストやダンサー、外国人など多分野の人々が地域の芸能を再発見し、注目を寄せ始めています。新しい?変わっていくもの?面白い?未来と地域に芸能を活かせるのか、体感し考える2日間です。
スケジュール
22日(水)18:00~20:40
■18:00~19:00
「郷土に伝わる芸能とは? ~岩手県・鹿踊(ししおどり)を体験」 <体験>
岩手県に伝わる鹿踊(ししおどり)を例に、郷土芸能を体験してみます。
■19:10~20:40
「郷土芸能・祭りから地域を紐解く ~コーディネーターに必要な視点とは」 <知る・考える>
地域と密接な関わりがある「郷土芸能・祭り」において、
コーディネートの意義やその可能性、必要な視点について考えます。
23日(木祝)10:30~16:30
■10:30~12:30
「新しい出会いをみつける~地域全体でつなぐ郷土芸能・祭り」 <知る・考える>
郷土芸能・祭りの魅力をどのように知り、伝えていくことができるのか。
新たなアプローチに挑戦する事例を紹介します。
■13:30~16:00
「郷土芸能とつくる未来ワークショップ」 <知る・考える 繋がる>
これまでの講座をふまえて、グループトークを行います。
また、「郷土芸能・祭り」でどのような企画が考えられるか、グループで一緒に考えます。
■16:00~16:30
振り返り
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/(一財)地域創造、平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業