藤本彦

北九州芸術劇場プロデュース 「しなやか見渡す穴は森は雨」

北九州をモチーフにした作品を第一線で活躍する演出家が描く

地域に立脚する劇場にとって、地域の芸術文化に貢献する作品づくりとはどうあるべきか、を色々考えてきました。その1つの形が、2008年の『青春の門 放浪篇』から続いているこの一連のシリーズです。2016年度は作・演出にノゾエ征爾を迎え「しなやか見渡す穴は森は雨」を上演しました。

シリーズについて

シリーズの特徴は5つ。
 ①どこか北九州をイメージさせる内容
 ②第一線で活躍する演出家が北九州に住みながら作品を創ること
 ③オーディションで選抜された、地域の役者を中心としたキャスティング
 ④北九州芸術劇場のメンバーを中心としたスタッフ構成
 ⑤東京公演で発信を行う

公演情報

北九州芸術劇場プロデュース「しなやか見渡す穴は森は雨」

北九州公演
【公演日程】2017年2月26日~3月5日
【会場】北九州芸術劇場 小劇場
東京公演
【公演日程】2017年3月10日~12日
【会場】あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
「しなやか見渡す穴は森は雨」公演情報はこちら http://q-geki.jp/events/2017/shinayaka/

街を歩いていて銃弾に当たり負傷する平凡な主婦、閉店したスナックで生活するパンチパーマの青年、暴力的な夫の記憶から逃れられない認知症の女性…、それぞれに生きづらさを抱えた16名の男女の、悲痛ながらもおかしみを誘う愛の叫び。碁盤目状の行きづらい舞台の上を人々が縦横無尽に往来する中、やがて一筋の光が見出される。北九州を舞台に、時と場所と人と感情が交差する北九州の庶民の群像劇。

作・演出

ノゾエ征爾(はえぎわ)

脚本家、演出家、俳優。劇団「はえぎわ」主宰。1995年大学在学中、演劇を始める。松尾スズキ氏のゼミを経て、1999年に「はえぎわ」を始動。以降、全作品の作・演出を手がける。2012年、『○○トアル風景』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。北九州芸術劇場には翌2013年、リーディングセッションvol.22『続・世界の日本人ジョーク集』で登場。映画やTVドラマなど映像作品にも俳優として多数出演。海外戯曲の潤色・演出や、高齢者施設での巡回公演、地方での創作活動など外部での活動も精力的に行っている。昨年5月にはPARCO劇場『ボクの穴、彼の穴。』(訳:松尾スズキ)の脚本・演出、12月にはさいたまスーパーアリーナで、故・蜷川幸雄氏の意を継ぎ脚本・演出を手がけた1万人のゴールドシアター2016『金色交響曲〜わたしのゆめ、きみのゆめ〜』も成功裏に収めるなど、枠にとらわれない創作活動が注目を集めている。

舞台写真

閉じる

サイト内検索

以下のキーワード検索、またはサイトマップよりページを検索できます。