話題の“演劇×介護”の新しい接点とは
介護と演劇を結びつけるユニークな活動が注目され、現在は岡山県奈義町アート・デザイン・ディレクターとして地域づくりにも取り組んでいる菅原直樹さんをお迎えします。介護と演劇の新しい関わり方が注目される“「老いと演劇」OiBokkeShi”の活動について、その事例紹介や介護における演劇の力とは何か、レクチャー・ワークショップを通して共に考えます。
オープンレクチャーとは
北九州芸術劇場「劇場塾」では、これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いた講座やワークショップなどを開催しています。この「オープンレクチャー」では、より身近な題材をテーマに、地域のみなさんが芸術を深く知り、楽しむきっかけとなるような、多彩な講座を実施しています。
11月22・23日実施 地域文化コーディネートクラス「郷土芸能・祭りとつくる未来」はこちら
11月28・29日実施 劇場基礎クラス「想いをカタチに!”つくる”にチャレンジ」はこちら
12月23日実施 オープンレクチャーVol.1『古典芸能入門~現代から紐解く古典の魅力』はこちら
講師
菅原直樹/「老いと演劇」 OiBokkeShi主宰
1983年栃木県宇都宮生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒。奈義町アート・デザイン・ディレクター。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2016年より岡山県奈義町に移住。介護と演劇の相性の良さを実感し、地域における介護と演劇の新しいあり方を模索している。認知症ケアに演劇手法を活かしたワークショップを全国各地で実施。
講師からのコメント
演劇には介護の現場を豊かにするヒントが沢山詰まっています。ワークショップでは、認知症の人が見ている世界を想像したり、具体的なかかわり方を実演したりします。演劇・介護経験は問いません。みなさんぜひお気軽にご参加ください!
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/(一財)地域創造、平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業